今の仕事を辞め、新しい職を探すにあたり、やりたいことが見つからないという方も多いのではないでしょうか。
そんな時は、まず自分の強みを活かせる仕事から探すのも一つの手です。
ただ「自分の強みを活かす」と言っても、何から始めれば良いのか分からないという方も多いはず。
そこで、今回は「データ分析」に焦点を当て、自分の強みを武器にできる仕事について解説します。
データ分析を活かしたキャリアに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
データ分析に優れているっていうのはどういうこと?
数値や文字で表現された情報を目的に応じて、分類・整理する能力に長けている方のこと。
具体的には、組織内で実施されたアンケートの結果を集計して、特定の分野の問題となっている部分を傾向から洗い出してみたり、定期的に挙がってくる報告内容を年次・月次・日次など、特定の期間に絞ってデータを見れるよう整えることで、現場の上長が意思決定をする際に役立てるなど。
規則的に現場の課題を把握できる仕組みを構築することで、今後の事業方針や解決策の決定に貢献します。
データ分析を活かせる仕事って?
では、そういったデータ分析を活かした仕事にはどういったものがあるのでしょうか。
データ分析を活かせる仕事について、代表的なものを3つ紹介します。
1.アナリスト
幅広いデータから将来の評価や予測を行う仕事のこと。
具体的には、現在の行動が将来どのような成果をもたらすのか。社内に蓄積されている実績データやお客様の声を基に、各事業部が今後どのような方針で行動すべきかを判断するための材料を提供します。
また情報の整理や基盤構築も担当することで、現場がいつでも情報を取り出せるよう、データ活用の効率化を図ります。
2.データサイエンティスト
大量のデータを分析し、経営に有益な情報を抽出する仕事のこと。
具体的には、分析したい情報やゴールを設定するために、関係各所や担当者にヒアリングを行ったり、データを加工しながら抽出形式を決めるなど。
今後変化する環境に順応できるよう、データの抽出条件を決定・収集します。
3.コンサルタント
個人や企業が抱える課題を解決するために、戦略や戦術を立案する仕事のこと。
具体的には、現場を動く従業員に聞き込みを行なって課題を抽出したり、企業の実績をまとめて傾向から問題点を出し、対応策を考えます。
これによって、事業の売上の改善・向上に貢献します。
データ分析を武器に自分だけのキャリアを描こう!
データ分析は、単に数字を扱う能力ではありません。
膨大なデータから有用な洞察を導き出し、戦略や意思決定に活用することで、ビジネスの成長や問題解決を支える力でもあります。
それは例えば…
- 顧客の行動データを基に、新しいマーケティング戦略を立案するとき
- 業務の状況を分析して、生産性を向上させる施策を提案するとき
- 競合や市場データを活用し、次の一手を見極めるとき
など。勘や経験だけではたどり着けない具体的な成果を生む場面でこそ、データ分析が活きてきます。
なのでもし、データ分析に自信がある方は、このスキルを武器に新しいキャリアを切り開いてみてください。
ちなみにリクルートエージェントでは、データ分析のスキルを活かした仕事が盛りだくさん。
今すぐ転職の予定がなかったとしても、転職はタイミングと運で合否を左右されるケースも少なくありません。
少しでも現状に不満があるなら、ぜひ担当者に一度相談してみましょう。
おわりに
今回は「データ分析を活かせる仕事」について解説しました。
もしデータ分析のスキルに自信があって、その力を仕事に活かしていきたいと考えているなら、ぜひ参考にしてみてください。