キャッシュレス決済やデリバリーサービスの導入など
飲食業界の現場も年々効率化が進んできています。
ただシステム化で便利になる一方、
働く人の負担が減っていないのもまた事実。
「物価は上がるのに、給料は思うように伸びない…」
「年齢も年齢で、このまま仕事を続けていくのは体力的にしんどい…」
そんな不満を抱えたまま働き続けるのは、正直しんどいはず。
そこで今回は飲食業の現場経験を活かして、
定時で帰れて、体力に頼らず働ける仕事へ転職する方法について解説します。
「将来の不安を減らしたい」
「もっと安定して働ける仕事に就きたい」
このような不安を持っている方は、ぜひチェックしてみてください。
「接客しかしたことない」はただの言い訳──飲食業出身者だからこそ評価される理由
「もう体力的に限界。でも接客しかできない自分なんて、どこも雇ってくれないよね…」
「定時で帰れる仕事に就きたい…でもパソコンは苦手だし、タイピングだっておぼつかない…」
このように、オフィスワークの経験がないことから
敷居の高さで転職を諦めてしまっていませんか?
ただ採用側が見ているのはあくまで
「何をしてきたのか」ではなく、
それを「どう対応してきたのか」といったところ。
PCのスキルだけで、
採用・不採用がすべて決まるわけではありません。
むしろオフィスワークでは身に付きづらい能力を備えている方は、
非常に重宝されます。
例えば、以下の通り。
- クレーム対応で培った冷静な対応力
- アルバイトの方と連携する協調性・調整力
- 忙しい時間帯でも素早く対応するための判断力
このように、対面で人と向き合って
何かを成し遂げてきた経験は何物にも代えがたいスキルなんです。
つまり「接客しかしてこなかった」方は、誰とでもそつなく物事をこなせる可能性を秘めています。
パソコンできなくてもOK!飲食経験を活かせる今選ばれている仕事3選
じゃあ実際どういう仕事でなら、経験を活かせるのでしょうか?
今回は、飲食業の接客経験を活かせる仕事について3つご紹介します。
1.事務職
企業のバックオフィスを支える縁の下の力持ちポジション。
電話対応や来客対応など、人と接する業務も多く含まれます。
なので、黙々業務も進めつつ、
飲食店勤務で培った時間管理・段取り力がそのまま武器となります。
集中力や複数の業務を同時に進行する力に自信がある方なら、
ぜひ一度チャレンジしてみてください。
2.インサイドセールス
電話やメールを活用し、社内から営業活動を行うポジション。
対面営業と違い、通勤時間や移動の負担が少なく働けます。
ただ一方で顔の見えない相手が求めるものを質問で聞き出したり、
予測できない質問に対する対応は、対人慣れしていないと捌くのも至難の業。
そこで、お客様のオーダーを取ったり、
先回りで気配りのできる飲食店での接客経験が大きな強みとなるというわけです。
3.カスタマーサポート
製品やサービスに関するお問い合わせ対応を担当。
電話・メール・チャットなど様々な手段で顧客と接します。
ただお問い合わせで頂く意見については、
必ずしも理路整然としたものばかりではなく、
何かに当たり散らしたいだけのクレームが届くことも少なくありません。
そこで、こうした理不尽なお客様からのご意見に対しても、
冷静に対応できる飲食業の経験者が求められているというわけです。
スキルがないから転職できない?──PCスキルがなくてもIT企業で活躍できるワケ
「でもやっぱり、専門的なスキルはないし…」とキャリアに対し、
後ろ向きになってしまうこともあるでしょう。
ただあなたが積み上げてきた経験は、
決して無駄ではありません。
何より、今まで飲食業で培ってきた気配りや判断力を活かして
生活してきたことは紛れもない事実。
なのでもしスキルがないから転職を悩んでいるというなら、
何も心配はいりません。
誰だって最初はできないのが普通なのです。
必要なのは、その場に向かう「覚悟」だけ。
もし自分の現状を少しでも変えたいと望んでいるなら、
まずは転職のプロに相談してみてください。
「飲食しかやってない」から選ばれる人に──転職のプロがあなたの強みを引き出します
「このままでいいのかな…」
「でも、自分にできる仕事なんてあるのだろうか?」
そんなふうに迷っているなら──
環境があなたの可能性を押さえつけてしまっているだけかもしれません。
焦りを感じているなら、今がチャンスです。
ぜひもっと可能性が広がるキャリアを、
一緒に探してみませんか?