仕事に対して、やりがいを持っていないので「どんな時に仕事のやりがいを感じますか?」と聞かれても正直答え方に悩むという方も多いはず。
そこで、今回は「どんな時に仕事のやりがいを感じますか?」に対する正しい答え方について解説します。
答え方に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
「どんな時に仕事のやりがいを感じますか?」と尋ねる理由
仕事に対する価値観を確認するために聞かれます。
というのも仕事をする上で思想感が合っていないと、企業で長く働いてもらえないからです。
実際、厚生労働省が発表した「令和4年雇用動向調査結果の概況」の「転職入職者が前職を辞めた理由」によると、個人的な理由による退職者は男性で約240万人、女性で約257万人となっており、5人に3人は「個人的な理由」での退職となっています。
中でも「人間関係の理由」で10人に1人は退職していることが分かっています。
▼累計
・男性:2,397,000人
・女性:2,572,900人
▼「個人的な理由」での退職
・男性:1466,964人(61.2%)
・女性:1839,624人(71.5%)
▼「人間関係の理由」での退職
・男性:198,951人(8.3%)
・女性:267,582人(10.4%)
なので、仕事に対する価値観の確認が必要とされるわけですね。
「どんな時に仕事のやりがいを感じますか?」に対する正しい答え方
答え方としては「仕事に求める価値観が入社することで満たせること」をアピールしましょう。
例えば「売上が上がったとき」といった回答だけだと、制作職や開発職のような人の間に立って仕事をする中間職では持っている価値観と仕事の方向性がマッチしない場合があります。
もちろん制作職や開発職でも売上を追って仕事するポジションもありますが、採用する立場の人間が必ずしも社内の細かな事情に詳しいとは限りません。
なので、採用面接官によっては応募する仕事といえば、◯◯のイメージがあるといったところから紐付け連想させストーリーにしてから回答する必要があります。
回答例としては、以下の通り。
Q.どんな時に仕事のやりがいを感じますか?
A.携わっているメディアで、仮説通りに狙った施策が当たったときです。
というのも、私自身、アイディアを考え実際にクリエイティブとしてデザインを起こすこと以上に、自分が作ったクリエイティブで人の役に立てたということに喜びを感じるからです。
もちろん新しいトレンドのフォントやツールを試すのも好きですし、誰かに仕事を教えるのも楽しいですが「あなたがいてくれて良かった!」と自分の存在価値を肯定されたときほど、素直に頑張って良かったなと思える瞬間はありません。
なので、個人的には施策が当たった時が何よりやりがいを感じます。
仕事にやりがいを見出せていない時の答え方
仕事にやりがいを見出せない時は「絶対やりたくないもの」を書き出してみましょう。
理由として、絶対やりたくないもので評価を得ることは難しく評価を得られなければモチベーションを維持できないからです。
大前提、長く働いていく以上、定着し続けるための根拠は必要となります。
なので、現時点で仕事にやりがいを見出せていないという方は「やりたくないもの」を消していくところから始めていきましょう。
その他、自己分析のやり方については下記の記事でまとめているので、気になった方は合わせてチェックしてみてください。
おわりに
今回は「どんな時に仕事のやりがいを感じますか?」に対する正しい答え方について解説しました。
答え方に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。