【面接対策】「入社可能時期はいつですか?」に対する正しい答え方

【面接対策】「入社可能時期はいつですか?」に対する正しい答え方

現職に退職の意向を伝えていない中で、入社可能時期を聞かれても、答え方に悩んでしまう方も多いはず。

そこで、今回は「入社可能時期はいつですか?」に対する正しい答え方について解説します。

どう答えれば良いか分からなくて悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

「入社可能時期はいつですか?」と尋ねる理由

「入社可能時期はいつですか?」と尋ねる理由

入社してほしいという希望が強いときに、どれくらいの日程だったら加入してもらえるかを確認する意味で聞かれます。

わざわざ聞く理由としては、前職のプロジェクトが進行中の場合、途中で退職するのが難しいのを企業側も知っているからです。

実際2019年にエン・ジャパン株式会社の「エン転職」が登録ユーザー10,074名へ「退職のきっかけ」に関する実態調査を行ったところ、退職の意向を伝えてから退職まで1ヶ月以上期間が空いたと回答したのは7,858人(78%)と実に8割以上が退職日を確定するまで間があったと述べています。

▼内訳【詳細】
3ヶ月以上:10,074人中1,511人(15%)
2〜3ヶ月以内:10,074人中2,216人(22%)
1〜2ヶ月以内:10,074人中4,130人(41%)
2週間〜1ヶ月以内:10,074人中1,511人(15%)
2週間以内:10,074人中705人(7%)

※参考:1万人が回答!「退職のきっかけ」実態調査(2019)【図8】より一部再集計・抜粋

なので加入可能日を確認する意味でも、入社可能時期を尋ねるというわけです。

「入社可能時期はいつですか?」に対する正しい答え方

「入社可能時期はいつですか?」に対する正しい答え方

ここで気を付けるポイントとしては「現実的に入社可能な時期を伝える」というところ。

とくに転職活動中は、現在の職場に対して、退職の意思を表明していないケースがほとんどなので、正確な日程を伝えるのは現実的ではありません。

そこで質問に対しては、以下のように回答しましょう。

Q.入社可能時期はいつですか?

A.現時点だと◯ヶ月後の◯月中旬を見据えて入社を検討しています。

理由として、現在関わっているプロジェクトが◯月まで続くので、プロジェクトのキリがつくタイミングとしては、その後になるからです。

もし日程的に調整が難しそうな場合は、後日またご相談させてください。

詳しい時期については、就職する際に就業規則という会社のルールが記載されたものがあるので、もし退職日の設定に迷った場合は、事前に現職の規則を確認してから面接へ臨むようにしましょう。

入社可能時期が予定より遅くなりそうな場合の対処法

入社可能時期が予定より遅くなりそうな場合の対処法

現職と折り合いがつかず、入社可能時期が面接時や内定承諾書に記載された入社日より遅くなりそうな場合は、一度内定をもらった会社に相談してみましょう。

具体的には、以下の通り。

○○株式会社 採用担当者様

お世話になっております。○○と申します。

先日はお忙しい中、面接へご対応頂き誠にありがとうございます。

以前、内定頂いたところ大変恐縮ですが、入社日についてご相談したいです。

現職で携わっているプロジェクトの進行が長引いてしまっており、退職までの引き継ぎにもう少し時間がかかる見込みです。

そこでご相談なのですが、入社日を◯日ほど後ろ倒しにすることは可能でしょうか?

大変お手数をおかけいたしますが、ご検討頂けますと幸いです。

以上、何卒よろしくお願いいたします。

○○

一応遅れることは伝えてみて、それでも入社時期はずらせない場合は、もう一度現職と交渉してみてください。

おわりに

今回のまとめ

今回は「入社可能時期はいつですか?」に対する正しい答え方について解説しました。

もし答え方に関して悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。

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