特定の仕事やサービスに関しては興味あるけど、自分が活躍できそうなポジションで求人を募集していないなんてこともあるでしょう。
とはいえ、思い入れ深いサービスであるならば、選考を諦めたくないという方も多いハズ。
そこで、今回は「募集されていないポジションの求人へ応募する方法」について解説します。
「マーケティングを学びたいけど、どういうポジションで応募すれば良いか分からなくて困っている…」
「自分の経験を活かせる仕事が見つからない…」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
求人を出していないポジションへ応募することって可能なの？
求人を出していないポジションへの応募も可能です。
理由として、事業を成長させる以上、労働力となる人材は常に必要不可欠だからです。
ただ求人を募集していない場合、採用する優先度として緊急性が低く、通常の転職活動に比べて難易度が高くなりがち。
事実、問い合わせてみても、返信が返ってこないなんてことも少なくありません。
したがって応募自体は可能でも、求人を出していないポジションで選考に進む方法は極めて困難といえます。
求人が出ていない好きなサービスに応募する方法
「採用される可能性が少しでもあるなら応募したい！」という場合もあるでしょう。そこで、求人が出ていないポジションへどういう風に応募するのか。具体的な方法について紹介します。
特定部門のオープンポジションを狙う
応募するのに最も簡単な手段としては「配属先未定のポジションへ応募する方法」があります。
具体的には「オープンポジション」「ポジションサーチ」という形で求人を掲載しており、過去の経験に照らし合わせて、応募先から配属部署を提案してもらえるのが特徴です。
利点としては、必ずしも特定技能に秀でていなくても応募自体が可能なところ。
新卒採用と異なり、中途採用では即戦力となる専門性と見合った役職での活躍を求める傾向にあるため、通常どの職種から求人を探しても一定の経験年数が求められます。
一方オープンポジションは、配属・やってもらうこと自体が確定・記載していないことがあるため、求職者の経験次第では経験が浅い状態でも新たな仕事にチャレンジする機会が得られます。
したがって「得意とする・経験してきた職種はあるが、専門性という点がふわっとしている」とお悩みの方には、おすすめです。
フォームから直接問い合わせを入れる
シンプルな方法としては「企業のお問い合わせフォーム」から直接連絡を入れるパターンもあります。
オープンポジションの求人を出しているところと異なり、採用する優先度が必ずしも高くないため、問い合わせても選考に進めるどころか返信すら返ってこない場合がほとんど。
したがって「思い入れあるサービスの仕事にどうしても携わりたい…」という方は、問い合わせ内容を工夫して、ダメ元で相談する必要があります。
知り合いや関係者に紹介を依頼する
友達や知り合いが多い方は、紹介を使った応募も可能です。
具体的には、LINEやFacebookといったSNS経由での相談・対面時に交換した名刺記載の連絡先への問い合わせなど。
関係者に直接コンタクトを取って、頼み込みます。
直接会った際に、印象の残るトークができれば、返信を頂ける確率は格段に高くなります。
もし勉強会やセミナーで他の方と交流する機会があれば、必ず連絡先は交換して、いつでも連絡取れる状況を作っておきましょう。
ちなみに紹介経由の転職の流れについては、下記の記事で解説しているので、気になった方はぜひ参考にしてみてください。
企業が特定職種に絞って求人を募集しない理由
特定の部門のプロとして迎え入れるイメージがないからです。
理由として、急激に仕事や働き方の幅が増え、職種が確立されきれていない仕事も生まれているためです。
事実、ライターという仕事を例にした場合。取材して雑誌に掲載するライター以外にも、広告バナーの文を作るライター・SNS投稿用の文言を考えるライター・自社で持っているメディアのコラムをまとめるライターなど。仕事の幅は多岐に渡ります。
このように、仕事の範囲を定義しづらい場面が増えたため、特定職種に絞らない求人も現れたというわけです。
おわりに
今回は「募集されていないポジションの求人へ応募する方法」について解説しました。
もしサービスは気になるけど、自分が出来そうな仕事が見つからないというときは、ぜひ試してみてください。
