いざ転職活動を始めようと思っても、何をどうしていけば良いか分からないといった方も多いはず。
「いつから転職活動は始めれば良いのか?」「何を用意すれば良いのか?」「誰に相談すれば良いのか?」と悩んでしまい、面倒になって途中で投げ出してしまうことも少なくありません。
そこで、今回は「転職活動で用意しなければならない書類」について解説します。
もし何を手配しなければならないか、正直分かっていないと悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
転職活動で内定獲得するなら避けては通れない2種類の選考とは?
転職で行われる選考は大きく分けて2つ。
- 書類選考
- 面接選考
順序としては、書類選考で過去の経歴・人相と価値観がマッチしていそうかどうかを他の求職者と比較して判断し、問題なければ現場や会社経営を担う立場の人間が面接で人柄を判断。
書類選考と面接選考の両方で人柄・能力・会社の文化や目指す価値観と相違がないようであれば、晴れて内々定を獲得。
最後に求職者が同時期に選考へ進んだ企業のものと比較して、企業の条件を受諾すれば正式に内定獲得となります。
これら2つの選考の中でも、第一関門となる書類選考で落とされてしまうと選考が進みません。
なので、転職活動を進めていくならば、第一関門を突破するのに必要な書類を把握する必要があります。
転職活動で用意すべき書類とは?内定獲得するなら必ず持っておきたい「三種の神器」
転職活動の選考を突破する上で必要になる書類は、主に3種類。
- 履歴書
- 職務経歴書
- 志望動機書
1.履歴書
自らの簡単な略歴をまとめた書類のこと。
具体的には、名前・現住所・顔写真といった人物情報から学歴・職歴・保有資格・実績といった経歴まで。
「自分という人間は、こういう人間です!」といった情報を簡単なプロフィールとしてまとめます。
アルバイト・パートといった仕事では、人柄を判断する上で重要となる書類ですが、転職活動では実はあまり見られていません。
2.職務経歴書
履歴書の略歴を詳細に記載した書類のこと。
具体的には…
- どういった会社に何年くらい勤めていたのか?
- どういうプロジェクトへ参画して、何人くらいのチームでどういう役割を持っていたのか?
- 何をゴールとして、個人やチームメンバーとしてどれだけの実績を叩き出せたのか?
など。履歴書では到底まとめきれない経歴や実績をより詳細にまとめます。
履歴書の情報より、詳細に経歴や実績が分かることから、中途採用においては最も選考判断する上で見られる書類となります。
なので、限られた時間で書類を作り込むなら、優先して内容を修正・改善するようにしましょう。
3.志望動機書
志望動機だけをまとめた書類のこと。
具体的には、志望動機が欲しいと言われた時とかに提出するものとなります。
主な使いどころとしては、システムを絡めた転職エージェントを利用した転職活動をしているとき。
転職エージェントのシステムでは、特定の書類をWEB上で登録して、複数社にエントリーするので、履歴書に志望動機を書いてしまうと都度履歴書を書き直さなければなりません。
ただ履歴書に記載するその他の学歴や職歴は、一度書いたら職が見つかるまでは経歴が大きく変化することはないはずです。
そこで、何度も履歴書を書き直さないために使うのが志望動機書となります。
志望動機を別紙の資料としてまとめることで、学歴や職歴など変更頻度が少ない履歴書はそのまま使い回します。
これにより、資料の作り直しの手間を軽減しているというわけですね。
転職活動で用意すべき書類の書き方に迷ったときの対処法
転職で必要な履歴書・職務経歴書・志望動機書の書き方に悩んだら、転職エージェントサービスを利用しましょう。
転職エージェントというと、求人情報の紹介をしてくれるというイメージが先行しがちですが、実は簡単な書類の添削や面接の事前対策も幅広くサポートしてくれます。
もし自分のやり方に少しでも不安を感じる場合は、ぜひ活用してみてください。
ちなみに、おすすめの転職エージェントサービスや選び方については、下記の記事で紹介しているので、気になった方は合わせてチェックしてみてください。
おわりに
今回は「転職活動で用意しなければならない書類」について解説しました。
もし転職活動を始めたいけど、どういった書類が必要か分からないという方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。